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新潟大学理学部前 野外展示岩石標本

−日高山脈に見る下部地殻〜上部マントルの世界−

被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
 




「地球の散歩道」では,上部マントルと下部地殻でマグマが発生し流動する様子,
島弧・大陸地殻が成長する過程を見ることが出来ます

さぁ,「地球深部の散歩道」を散歩しましょう

2000年6月9日,新潟大学理学部前に,かんらん岩やトーナル岩などの多数の岩石標本が設置されました.
「地球深部の散歩道」と名付けられたこれらの岩石標本は,北海道様似町の「株式会社 南組」のご厚意によって寄贈されたものです.

様似町は日高山脈の南端部に位置し,世界的にも貴重な岩石が多く産出する地域です.
アポイ岳周辺を中心に分布する「幌満かんらん岩体」は,上部マントルを形成していたと考えられているかんらん岩が分布しています.
また様似町には,日高変成帯と呼ばれる変成岩が分布しており,これらの岩石は下部地殻を形成していたと考えられています.
これらの岩石は,日本列島の形成を知る大きな手がかりになるであろうと言われています.

このような貴重な岩石を直に触れる機会を与えてくださった「株式会社 南組」に心から感謝いたします.



地球深部の散歩道のパンフレットができました
興味のある方はどうぞご連絡下さい

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管理者:今中里華子
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