新潟大学 自然史のパッセージ
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フズリナ
Fusulinids
1つの細胞だけからなる小さな生物で、石灰質の骨格が化石として残ります。その形が糸をつむぐときに使う紡錘に似ているので「紡錘虫」とも呼ばれます。大きさは0.2~30mm(多くは1~10mm)です。

 古生代の終わりの1億年の間に大発展をとげ、多くの種が出現しましたが、三葉虫などとともに古生代の末に絶滅してしまいました。一方、化石として残りやすい特徴は、地層の時代を決めたり、進化の様子を知るのに適しています。
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