「ゼミ」とは、一般的に大学教授(指導教員)のもとで研究討論を行う勉強会・学習会のことである。しかし、この地質科のゼミはその教員はいない。学生が主体的に、学生だけで学習会を行うものが本学科のゼミのスタンスである。
本ゼミは、英語名のように「地球全体(Global)の構造地質学(Tectonics)に即したテーマについて、発表しあう学習会である(Seminar)」。
ほかの地質学科のゼミに比べ、大局的な(大きなスケール)ものを扱っている。さらに構造地質学に特化したゼミは断ゼミであるので、そちらにも興味がある人はそちらに足を運ぶのもよいだろう。
ゼミの名前にもなっている、テクトニックなことや、地球の歴史(地球史)等といった、スケールの大きな分野を各々が調べ、発表を行っている。ほかにも、野外で得られたデータの処理(シュミットネットなど)の基礎的な演習も行っている。
扱っている内容は、地学基礎Aやテクトニクスといった地質科専門の講義で触れられているため、発表を行う・聞くことによって、試験対策につながる。